日本のロケット

今後、予想される後発国の衛星打ち上げ請負が期待できるという。
以降の営業活動と成功率の向上がかぎになる。

固体燃料ロケットは安価な反面、一度点火すると制御ができないという欠点もあるので、信頼性の向上は衛星打ち上げ請負には大事なことだ。

思えば、日本の宇宙ロケットは実験ロケットの歴史が長く、米ソが月ロケットを打ち上げる時代でも、高度200Kmにようやく到達するという性能しかなかった。

また航路を誘導する技術が軍事技術につながると、国会で追及されたり、切り離した下段ロケットが海上に落下して漁業関係者から激しい抗議が起こるなど、開発も簡単にはいかなかった。
かくして、日本の宇宙ロケット開発は世界から遅れをとっていくことになる。

カッパロケットやラムダロケットという名前は、ある年代の人たちには懐かしい響きですね。
ニュースでロケット「打ち上げ」のニュースが流れると、数時間後に「失敗」のニュースが必ず流れたことも懐かしい。
というより、今でもよく失敗する。

ラムダ4-Sロケットが成功したのは、1970年の「おおすみ」で、特に実用性はなく、ロケットが人工衛星を軌道に乗せることができるかを確かめるための衛星である。
翌日には信号を停止し、たった数時間の役割だったと記憶している。

1986年のハレー彗星の接近時は、その後開発された、ミューロケット(これも前段固体燃料)で、「さきがけ」と「すいせい」を打ち上げ、「ジォット」に軌道修正のデータを送った。

その後も、日本のロケットは、H2-Aでも失敗が多く、今回の「イプシロン」の成功は期待が高かったのだと思う。