遵守する個人

生命・身体・財産にまつわる基本的人権は“不可侵”であるというのが近代思想の啓蒙する内容であるが、現実社会は『基本的人権の不可侵性を尊重し 遵守する個人』だけで

構成されているわけではないので、『殺人・暴行・強奪・監禁・強姦などによる弱肉強食のメリット(見つからなければ犯罪をしたほうが 自分のメリットや満足になるのではないか)』に流される犯罪者が生み出される。 近代的な文明社会に生まれて教育(人間関係からの学び・気づき)を受けながら成長した個人の9割以上は、近代思想の基本的人権の不可侵性を内面化 して、『自分が傷つけられたくないのだから他人も傷つけてはならない』という理性的かつ倫理的な人権の持つ規範性を前提化していくので、 コンドーム通販重大犯罪とは無縁 の人生を送ることになる。
大多数の人たちは、『死刑になるのが怖いから殺人をしない(最悪でも無期懲役にしかならないのであれば殺人をしようかどうか迷う)』のではなく 『生理的・感覚的・倫理的に殺人などしたくないから殺人をしないかはじめから殺人という選択肢が自分の人生に含まれていない(殺人が無罪放免される確約が あっても大多数の人は人を殺したいとは思わない)』のであり、死刑の持つ殺人をはじめとする重大犯罪の抑止効果は元々かなり限定的なものである。